使用目的に合わせて選ぶなら、ほとんどの場合において中古PCで十分であり、しかも非常に安く済みます。そして、今や一般向けPCの世界では「ムーアの法則」は終わりをむかえ、中古PCを積極的に選ぶべき時代が来ていることを示しました。
しかし、それでもなお、中古PCの購入・導入には不安が残るでしょう。あくまでも「中古」です。どこかに不具合があるのではないか、どのくらい持つものなのか……など、心配事はあるでしょう。
そこで、中古PCに関するチェックポイントを取り上げていきます。
・中古PCショップの選び方・チェックポイント
・パーツや付属品のチェックポイント
という大きく2つのパートに分けて進めます。
中古PCのチェックポイント1・ショップ選び
中古PCの上手な買い物をするには、まずは良心的なショップを選ぶのが早道でしょう。中古PCショップのチェックポイントを見ていきます。
1.どうやって探すか
そもそもどうやってショップを探すか。
これはもう、今どきはインターネットで検索でしょう。すぐに見つかるはずです。
Googleなどの検索エンジンで、「中古PC おすすめ」などと入れて検索すると、ショップ自体ではなく、いくつかのショップを取り上げて「おすすめ」を紹介するサイトも見つかります。そうしたサイトの情報を参考に探すのもいいでしょう。
地元に近く、足を運ぶことのできるショップを探すなら「中古PCショップ (都市名)」で検索してみましょう。
そして肝心な点ですが、ネットのみのショップはもちろん、リアル店舗を構えているショップについても、「自社のホームページを持っているか」は確認しましょう。ほとんどが持っているでしょうが、持っていないショップがあるとすれば、あまり信用できません。
2.ネット店舗、専門店、リサイクルショップ
中古PCを購入できる店舗としては、大きく分けて
・ネットのみ、またはネットを中心に展開しているネットショップ
・市中にリアル店舗を構える中古PC専門店
・総合リサイクルショップ
といった3つの選択肢があります。
「総合リサイクルショップ」というのは、PCだけでなく古着やバッグ、一般家電などもあつかう店のことです。こういうお店ですと「PCの専門家」ではなく、PC以外の家電製品もあつかうスタッフが中古PCのレストアにたずさわっています。すると適切ではない作業が行われるのではないかという懸念はぬぐえませんし、小さな部品の交換で済むところをユニット丸ごと交換するなどして部品代が高くつき、結果割高になることも考えられます。現実に、リアル店舗に必要な人件費などもろもろの経費も加わって、総合リサイクルショップで売られている中古PCは割高な傾向があります。また、置いている品の種類や数も少なく、希望に合う製品が買える可能性も低くなります。
結論としては、総合リサイクルショップで中古PCを買うべきではありません。
選ぶべきなのは「専門店」です。中古PCを専門にあつかうショップであれば、当然「PCの専門家」がいます。総合的な家電修理エンジニアよりも信頼できるのはまちがいありません。
また、中古PCショップのエンジニアは「レベルが高い、腕が良い」と考えられます。毎日毎日、何かしらの問題をかかえたPCと向き合っているからです。新品を売ることが中心の販売店スタッフと、こわれたPCを毎日なおしているスタッフとの間の技量の差は、短期間でぐっと開きます。「ムーアの法則」ほどではないですが、中古PCをあつかうエンジニアは短期間にぐんぐん腕を上げます。
さらに言うと、「IBM/Lenovo機専門」、「Apple iOS機専門」など、特定の範囲に特化した専門業者はもっと信頼できます。それぞれのメーカーとの信頼関係もありますので、早く、安く部品を調達できますし、マシンを詳しく知っているので、的確なレストアができます。
ということで、
選択すべきは「中古PC専門店」です。
3.ネットショップか、リアル店舗か
中古PC専門店で購入するとして、では「ネットショップとリアル店舗と、どちらが良いか」が問題です。
結論を先に言うと、あまり大きな差はありません。しかし、それぞれに一長一短がありますので、検討しておきましょう。
①どの地域からも利用できる。
ネット上のショップというのはすべてそうですが、言ってみれば「家の中に中古PCショップがオープンした」ようなものですから、足を運ぶことなく手軽に利用できます。
②割安な傾向がある。
リアル店舗だとテナント料や人件費などの運営経費がかかり、その分が商品の価格に乗ってきますので、どうしても少し高くなります。逆にネットショップはそれがあまりかかりませんので、割安になります。
・ネットショップのデメリット
①直接見たり触ったりできない。
写真で見ることはできますが、写っていないところまで直接目で見たり、手に取ってたしかめることはできません。メールか電話で確認・質問する必要があります。
②配送に日数がかかる
ショップによっては、ある決まった時刻までに発注すれば、その日の夕方に届くというサービスをしているところもありますが、たいていは翌日などの配送になります。
①接確認できる。
見ることも触ることもできますので、液晶モニターのクオリティ、キーボードのいたみ具合など、細かいところまで確認できます。スタッフと直接話ができます。
②すぐに持って帰って使える。
品質と値段に納得して購入したら、そのまま持って帰ってすぐに使えます。
・リアル店舗のデメリット
①割高な傾向がある。
「ネットショップのメリット」のところに書いたように、リアル店舗ならではの事情で、商品が割高になる傾向があります。
②近くにないと不便、利用できない。
「電車で何十分もかかるようなところにしかない」などの事情があると、利用できません。ネットショップを利用することになります。
おそらく、ユーザーそれぞれが置かれた環境によってネットショップとリアル店舗のいずれを利用するかは決まってくるでしょう。
ただし、繰り返しますが「
選ぶべきは中古PC専門店」です。ネットショップはネットショップでも、
ヤフオクやメルカリはダメです。中古PCのようなデリケートなものを、個人間取引で、しかも物件のくわしいチェックもせずに売り買いするのは、どう考えても危険です。
総合リサイクルショップと同様に、ヤフオクやメルカリで中古PCを買ってはいけません。
4.その他のチェックポイント
そのほかにも、細かいことまで含めて、確認したいポイントがあります。
①長く営業しているか。
長くやっていられるということは、それだけ技術力もあって実績を重ねてきているということなので、信用できます。なるべくそういう、長く実績を重ねている業者を選ぶようにしましょう。
②保証はしっかりついているか。
ジャンク品など、保証のつけられないものも中にはありますが、ちゃんと使える中古PCを買うからにはきちんとした保証がなければなりません。サイトなどで保証の期間と内容を明示しているショップを選びましょう。
③返品・交換に応じるか。
ネットショップの場合はとくにこの点が重要になります。中古PCが届いて起動してみて、はじめてわかることも多々あるものです。「思ったよりずっと遅い!」、「“D”のキーが死んでる!」、「液晶モニターのドット落ちがひどい!」……など。
「もっとよく確認しておくべきだった」ということではあるのですが、このあと「パーツごと、付属品ごとのチェックポイント」で詳しく触れていきますが、中古PCならではの要チェックポイントは本当に数多く、また細かいのです。電話やメールではむずかしいところもあります。
ともあれ、そういう残念な事態になったら製品を返品し返金してもらうか、別のより状態のよいものに換えてもらうか、いずれかをしてもらいたいところです。返品・交換に関する規定もサイトなどで明示していて、かつ内容がユーザーに不利でないショップを選びましょう。
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